(仮称)道頓堀川人道橋デザインコンペ審査結果発表


 大阪市では、(仮称)道頓堀川人道橋デザインコンペを本年4〜5月に実施しましたところ、
全60作品の応募をいただきました。

この度、景観面や実現性の観点から厳正なる審査をしました結果、
下記のとおり最優秀作品2点、優秀作品2点ならびに特別賞2点を選定しましたのでお知らせします。

最終実施案の選定につきましては、新たな取り組みとして、今回選定されました最優秀作品案をもとに、
周辺地域の活性化に寄与し、橋の上でのにぎわい創出が可能となる利用方法と、
設計・施工面での民間提案を取り入れて、平成17年度末に事業実施案を最終決定します。

なお、(仮称)道頓堀川人道橋の完成は、平成19年度内を予定しています。




 審査結果


デザインコンペ審査委員会により、応募60作品に対して、
外観デザインの素晴らしさやシンボル性、にぎわいづくりや人の流れ、たたずみスペースのアイデア
などの観点から審査を行った結果、
次のとおり最優秀作品2点、優秀作品2点ならびに特別賞2点を選定しました。
 



<最優秀作品>

最優秀作品1: 内藤 俊彦さん (東京都渋谷区、35才、会社員)の作品

最優秀作品2: 藤田 昌宏さん (大阪市港区、45才、会社員  )の作品


<優秀作品>

優秀作品1: 大西 洋二さん (東京都江東区、34才、会社員)の作品

優秀作品2: 鳴海 祐幸さん (大阪市中央区、32才、会社員)の作品


<特別賞>

特別賞1:松井 幹雄さん (東京都豊島区、45才、会社員)の作品

特別賞2:石垣 伊章さん (大阪市中央区、36才、会社員)の作品






 審査講評

(仮称)道頓堀川人道橋は、音楽とイベントの拠点湊町リバープレイスと、若者たちで賑わう
新しいファッショナブルエリア南堀江を結ぶシンボリックな橋となります。

応募された60作品には、こうした場所の特徴と将来の人の流れを念頭に置き、
ただ渡るだけの橋ではなく、水面を眺め憩う、あるいはリバープレイスの催し物を楽しむ、
という、橋をステージとして創造する提案が多く見られました。

そのなかでも、審査の最後まで残った6作品は、デザイン性やシンボル性、賑わいづくりや人の流れ
といったことについてよく練り込まれ、特徴ある提案となっていました。

審査委員会では、このうち特に評価が高かった2点を最優秀作品として選定しました。
また、2作品を優秀作品、2作品を特別賞とすることとしました。


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最優秀作品1 内藤 俊彦さん(東京都渋谷区、35才、会社員)の作品
 

大都会の中に緑を持ち込む、という発想が、軽やかな空中広場の上に展開されている斬新なアイデアで、
橋という概念に対して挑戦的ともいえる提案が評価されました。






最優秀作品2 藤田 昌宏さん(大阪市港区、45才、会社員)の作品
 

シンプルできれいなシルエットがまず目を惹き、また中央に拡がるグリーンの円形ステージは
水辺のステージとのペアで新たな演出の可能性を感じさせる点が評価されました。








優秀作品1 大西 洋二さん(東京都江東区、34才、会社員)の作品
 

シンプルな円形により、利用者にとってわかりやすく、通行部分と憩いのスペースも明快で、
湊町リバープレイスとのつながりもスムーズであることが評価されました。






優秀作品2 鳴海 祐幸さん(大阪市中央区、32才、会社員)の作品
 

様々な人がいろいろに楽しめるブースが組み合わされるおもしろさと、
人工地盤ともとれる橋らしからぬ橋という点が評価されました。








特別賞作品1 松井 幹雄さん(東京都豊島区、45才、会社員)の作品
 

渡る人が自然に水辺のステージを見やるような緩やかな曲線を描く通路と、
大胆に傾いたアーチで構成されたデザインが評価されました。






特別賞作品2 石垣 伊章さん(大阪市中央区、36才、会社員)の作品
 

かつての木場であった地域性を素材に生かしていること、
大きな構造体が無く地域の景観に調和しやすいことが評価されました。





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■ 今後の方針 ■

特に評価が高かった最優秀作品をもとに、橋上の通行機能確保だけでなく、
にぎわいが創出できる利用面や設計・施工面での民間提案を広く公募し、
建設コストや提案内容を含めて評価し、平成17年度末に事業実施案を最終決定します。
このため、提案内容によっては、作品のデザインについて原案を尊重した上で修正を行うこともあります。
また、さらなる地域の活性化に繋がる取り組みとして、
例えば、橋の名前についてのネーミングライツ等についても検討していきたいと考えています。

なお、入賞作品の提案者には、作品をHP上で紹介させていただくと共に、
主催者側の本市建設局より、謹んで表彰状を贈呈させていただきます。